9月
20
見て見ぬふり

何度かレッスンに行ってずっと気になっていた。

以前、挨拶のことを書いたりした。今も相変わらずだから当然なのかも知れないけれど。
通り過ぎていく人達のほとんどは見て見ぬふりだ。
気が付いたけれどそのまま通り過ぎ、ではない。はじめから「見なかったことにしよう」な感じである。
(もちろんそうでない人も居るよ。ごく少数だが。)

めんどくさいことには触れたくない、関わると厄介なことに巻き込まれそう、という意識がそうさせるのか、もしくは、何か感じ考えそうになる自分自身を押し殺そうとする防御反応か。

決して腹立たしく思っているのではない。むしろその弱さに同情さえする。
そして改善は極めて困難なのだろうと推測する。特に最近、複数の現場に出向きそれぞれの雰囲気の違いを肌で感じてるから、その比較からもそんな思いがある。
身も蓋もない言い方だが、わからんものはどうやってもわからんから。

やっぱり内部変革は絶望だろうか。
これではダメだ、という世論が盛り上がれば政権交代をして風土の変化もあり得るかもしれないが、一方で、種はあっても盛り上がりは広がらないかもね、という気もする。
いくら騒いでも、騒ぎ損を感じてしまったら余計なエネルギー使いたくなくなるからな。

だから、こちらも見て見ぬふり、聞いて聞かぬふり。情けないけれど。

若い人達には申し訳ない!
「何で急に?」「うん、ごめんな」「ま、いろいろだわね〜」「みんなにもよろしくね」「うん、わかった」