10月
30
日中に

テレビを見ることが多くなった。当たり前か。でも実につまらない。特にワイドショー。
(国会中継は面白いよ。)

世の中色んな事件がある。
だからそれを報道する。
専門家がそれを解説する。

報道は中立性を大切にしているだろうし、レポーターは一生懸命取材し専門家は報道よりさら詳しく論理的裏付けを元に掘り下げる。
必要だし当然だと思う。

しかし、その先は疑問だ。コメンテーターという人が出てくる。色々「感想」を述べ「意見」を言う。したがって根拠のない無責任な感情論が出てくる場合だってある。
そこそこ見識ある方がそれをするならある程度容認するけれど、ほとんど井戸端会議のような内容を聞かされると少々不快になる。自分が不快になる分にはスイッチを切ったりチャンネルを変えれば良いので構わないのだが。

世の中に人はその根拠のない下世話な話を、テレビ番組というお墨付きをもらった正しい意見と取りかねないんだよね。「昨日テレビで〜〜がこんなこと言ってたよ!」って。

今日、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会は、ある番組で不正確で不公平な報道があったとして重大な放送倫理違反を指摘したけれど、そんなチェック機構だって世間が染まった後では取り返しがつかないこと多いだろうに。

テレビ番組の話題が二つ続いてしまった。