5月
02
クローバー
玄関を出たすぐの所にひとかたまりの群生がある。
雑草なので丁寧な扱いは受けられず、通り道なので当然踏まれる。ものを置かれたりもする。
他の草と徒党を組んで蔓延ってくれば当然草むしりの対象になる。
(そろそろ草むしりをしなければ)と思いつつ、しかし、雨だったり、寒かったり、でそのままになっているので、今は元気に生え揃ってきている。
何故かその群生には昔から四つ葉が多い。
ウィキペディアによると、四つ葉の発現率は1/10,000の確立だそうだが、それよりもずっとずっと高い。
少し丹念に見るだけで4つ5つと。
踏みにじられ、引き抜かれ、しかししぶとく生きてくる。その生命力なのかな。
だからなのか何なのか、立派な、完品と呼べる四つ葉が多い。
そんなにたくさん見つかると幸運も薄くなるのかしら、と思いつつ、一方では、日頃踏まれて虐げられているから、少しでも幸運の発現率を上げようとしているのかな、と思ったり。
少し考えて、採らずにそのままにしてある。
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