10月
31
メールのやりとり(5)

昨日、いったん区切りがついたようだ。
望むようには進撃せず悔しい思いをしたみたい。
でも、それはそれ。それぞれがこの先その経験を最大限生かせばよい。

さて。
メールの続きです。
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日時: 9月20日
件名: Re: お疲れ様

大雨で大変だね。

>> 自分がやりたいこととコンテの内容(難易度や凝りかた)のギャップに悩んでいるようです。

> なんだか凝った外周やってるなあと思って見てましたが、基本的な技術力が低いのか

本人は随分簡単に書いたつもりだそうです。

> ちょっと背伸びした感じの印象が残っています。
> そうゆうことで悩んでるのか

B級グルメ全盛の時代で、あえて高級フレンチで勝負しているような。
しかし食材のレベルが追いつかず、無理しなきゃよいのに、という評価しかもらえない。
しかし、お手軽に化学調味料や既製品レトルトで済ます気はさらさら無く、かといって、腕の奮える質の高い食材ではない。質がどうしようもなく悪いのかというと決してそうではなく理想と現実のバランスが取れていないんだな。
(しかも、特に今のご時世、本質をきちんと評価できる人はそう多くないだろうからね。パッと見だけで全てを見切ったつもりの薄っぺらな知ったかぶりえせ評論家は数多いけど。)

私にはそんな感じに見えました。
でも、その路線にこだわることは絶対に大切。
さらにその上で説得力を持つためには何が必要か、って事かなと。

そちらはこの5年くらいでやっと世間に認知されてきたように感じるのでそのあたりの苦労や考え方、方法などが参考になるんじゃないの、と思ったのです。
 

やつらはその路線の先鋒を切る覚悟で今後も突き進むと、言ってました。「私たちはNGOの弟子ですから…」だとさ。ワシの責任らしい。

でも、それでは仕事に繋がりづらい(どこからもオファーが来なくなる?)から、
「出来ればもう少し一般受けするコンテを描く必要があるかなぁ」
「でもそのためにもっと基礎レベルを上げたいなぁ」
「レッスンの回数をもっと増やしてもらえないかなぁ」
「そもそも次のレッスン有るかなぁ」
か昨日の話しで行き着いたところなのでした。
 

そちらはようやく世間の認知度が上がってきたのに、肝心の食材の質が落ちてきて苦心惨憺といったところでしょうか。

食材は
・育てるか
・見付けてくるか
・誤魔化すか
 …
そのほかに方法はあるかな?

現在の私の一番の関心は育てることです。
大きな農場(ファーム)を持ちたい。
そこで本当に音楽を楽しむことが出来る子供達を育て世の中に供給したい。
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続編はさらに続く