6月
28
貯水池
我が家の道路を挟んだ南に貯水池がある。
数年前、区画整理が始まってまずはじめに三面護岸の小さな川が地下に埋められ、その遊水池として出来た池。大雨が降るとかなり水位が上がるが普段はさほど深くないと思う。
その池に、今年になってから食用蛙が住み着いている。
例の、牛のような鳴き声が時々聞こえていたが、最近それが複数になったようだ。
以前、田んぼだったその辺りでは食用蛙はまったくいなかったと思う。
また、数日前から別の鳴き声が聞こえてくる。
蛙ではなく鳥。カイツブリの鳴き声だ。
姿はまだ見ていないが風通し良く開けた窓から特徴あるカイツブリの鳴き声が盛んに聞こえてくるようになった。
水のあるところにいる鳥だから、きっとその新しい貯水池をすみかにするために、どこからか飛来したのだと思う。
もしかして子育て中なのだろうか。
食性は主に動物食で、魚類、昆虫、甲殻類、貝類などを食べる。 by Wikipedia
ならば、餌となる者たちも増えてきているのだろう。
(この池、ビオトープになり得るか?)
そういえば、今年はヒバリのさえずりがごく近くで聞こえる。
田んぼが大規模につぶされ、区画整理され、道路が新しく整備され、そのうち大きな建物が建つ。
しかし、その新しい環境に、新しい生物がちゃんと生きていることが、新鮮な驚きだ。
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